2024年8月10日土曜日

レコード専用CR型イコライザーアンプのメンテナンス

 CR型イコライザーアンプのコンデンサー交換、出力アンプの新たな製作が終わり、

レイアウトも終了したので配線を完了させました。


アース、電源配線は無酸素銅線を使用して、信号線はベルデンのシールド線で配線しました。

カートリッジの付加抵抗切り替えスイッチやMMとMCの切り替えスイッチも新しくしました。


これで、電源コンデンサーは、全て43年前の電解コンデンサーから、フィルムコンデンサーに交換されました。

レコードプレーヤーと再生装置に接続して聴いてみました。


今までの再生音と明らかに違います。コンデンサーの影響でしょうか、中低域が引き締まり濁りが無くなったせいか、細部まで聞こえるようになりました。

高域はシャリ付き気味でしたが、すっかり落ち着いた音に成りました。

多分、中高域の音の変化は、出力トランスが影響していると思います。

未だ、聞き始めたばかりなので、ゆっくり様々なジャンルのレコードを聴いてみます。

今後の予定としては、中高域のホーンスピーカーを駆動しているパワーアンプも30年経っています。このアンプはレギュレーターを使用しているので、メインの電源のコンデンサーを交換してレギュレータ後をフィルムコンデンサーに交換しようと計画しています。


0 件のコメント: